クルーズ船寄港による経済効果について
クルーズ船が寄港すると、どれだけの経済効果があるのか。
この点について港湾・クルーズ振興課に尋ねたところ、試算根拠も示してくれましたので、シェアさせていただきたいと思います。
以下、2025年1~7月の八代港に18回寄港したクルーズ船客のデータに基づきご説明します。
1.市内周遊者の消費額
市内周遊の乗船客全員が1回買い物をすると想定し、事業者ヒアリングの結果を基に、来店者一人当たりの消費額を算出。
・事業者ヒアリングに基づく消費額合計:45,746,878円(A)
・来店乗船客数:7,282人(B)
→ 一人当たり平均消費額:A÷B=6,282≒6,300円(C)
・市内周遊人数:21,148人(D)
・寄港数:18回(E)
→ 1寄港当たり市内周遊人数:D÷E=1,174.8≒1,175人(F)
■ 1寄港当たり市内周遊者消費額:C×F=741万円(G)
2.くまモンポート八代のテナント消費額
くまモンポート八代のテナント事業者アンケート結果により、14回寄港した分の10店舗の売上の平均値を基に試算。
・14回寄港分売上:1,676.2万円(H)
■ 1寄港当たりくまモンポート八代テナント消費額:H÷14=119.8万円≒120万円(I)
3.クルーズ船寄港時のタクシー消費額
タクシー利用状況調査により、タクシー利用料金については、片道3,000円と想定。また、利用台数については、協議会によるタクシー乗車人数調査により、18回寄港した分のタクシー利用台数の平均値に基づき試算。
・タクシー利用台数合計:1,683台(J)
→ 1寄港当たりタクシー利用台数合計:J÷18=93.5台≒94台(K)
■ 1寄港当たりタクシー消費額:3,000円×K×2回(往復)=57万円(L)
4.クルー消費額
協議会によるクルー消費額調査により、9回寄港分のクルーの消費額平均値を基に試算。
また、利用人数については、協議会によるクルー用シャトルバス乗車人数調査よりクルー1人当たりの消費額を算出。
・クルー消費額合計:249.3万円(M)
・9回寄港分のクルーアンケート回答者数:268人(N)
→ 1人当たりクルー消費額:M÷N=9,302円≒9,300円(O)
・1寄港当たりクルー数:101人(P)
■ 1寄港当たりクルー消費額:O×P=939,300円≒94万円(Q)
結論:1寄港当たりの市内消費額
741万円(G)+120万円(I)+57万円(L)+94万円(Q)=1,012万円(R)
2025年に寄港したクルーズ船37回による市内への直接消費効果
1,012万円(R)×37回=約3億7,000万円
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